先端科学技術育成センター(創成CIRCLE)では、明確な目的を持った活動を通じて、
社会的には重要ではあるが座学を通じては修得しづらい学生が通常の講義では問題発見・問題解決能力、
知識の実践的応用能力、さらには創造的なチームをつくるチームビルディング力などを身につける課外活動を
「創成活動」と呼んで支援しています。
創成活動として認定されると、水曜5,6限の創成活動時間枠での実施が公式に認められ、
創成CIRCLEが活動場所、使用器具、資金、さらに教職員への協力の呼びかけ、学生への広報など、
各種の支援を行います。
なお、認定された活動には、適宜、活動報告を求め、HP、広報誌等に掲載します。
創成活動には、「学生提案型」と「教職員提案型」があります。
【学生提案型創成活動】
学生グループが提案します。学生提案型創成活動の認定基準は下記の通りです。
(1) 福井大学工学部の学生・院生が中心メンバーであり、運営組織形態が明確であること。
(2) 福井大学工学部の教員が世話教員であること。
(3) 工学部の研究・教育に準じた活動内容で、理工系学生の創造力育成に結びつくものであること。
【教職員提案型創成活動】
福井大学工学部の教職員が提案による教育活動であり、上記(1),(3)の基準に従って認定します。
- 活動名称:本を楽しむ会
(学生提案型) - ■ 窓口教員名:石川 裕也 ■
□ 遠赤外領域開発研究センター □ 学生の間に様々は本に接して広い視野を持つ事は重要です。 本に関するワークショップを開いたり、ビブリオバトルなどを行います。 過去には面白い本屋さんを見学に行ったりしたこともあります。 お勉強ではなく、本に親しみ、楽しむことを目的とした活動を行っています。常時、メンバー募集中。
- 活動名称:ものづくり工房
(教職員提案型) - ■ 窓口教員名:石川 裕也 ■
□ 遠赤外領域開発研究センター □ 卒業研究や創成活動で必要となるものづくりの基礎を会得することを目的とした活動です。 エレクトロニクスの専門家(技術部技官)の方を中心に、様々な電子機器を制御しているプリント回路基板の設計・製作をおこなう実習型体験講座を実施しています。 最近はUSB メモリ MP3 プレーやUSB DACを製作しています。 開講時期や参加方法は別途掲示板などでお知らせします。
- 活動名称:フォーミュラーカー製作プロジェクト
(学生提案型) - ■ 窓口教員名:伊藤 雅一 ■
□ 電気・電子工学講座 □ 本プロジェクトでは、小型EVレーシングカーの開発を行い、学生フォーミュラ日本大会に出場しています。 学生フォーミュラ日本大会とは、学生が自ら構想・設計・製作したレーシングマシンにより、設計思想やコスト管理、マシンの安全性や走行性能といった「ものづくりの総合力」を競う大会です。 この大会に出場しプロジェクトの目標を達成するため、メンバー一同マシン開発に取り組んでいます!学部・学科は問いません。ものづくりやクルマに興味がある方は、ぜひ一緒にマシン開発をしましょう! 活動の詳細について知りたい方は、こちらのHPをご覧ください!
URL:https://sites.google.com/view/frcfukui/
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- 活動名称:マイクロマウスプロジェクト
(学生提案型) - ■ 窓口教員名:片山 正純 ■
□ 知能システム工学講座 □ マイクロマウスプロジェクトは、手のひらサイズの完全自律ロボットの製作を行う、学生提案型創成活動です。 マイクロマウスとは、自律ロボットが自分で考えて迷路を探索し、ゴールまでの最短コースを計算して、猛スピードでコースを駆け抜ける競技です。 毎年開催される様々な大会に出場しています。この競技を通じて電子、機械、コンピュータに関する技術を身に付け、世界で通用する技術者を目指しましょう!
URL:https://karakuri-isys.jimdofree.com/
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- 活動名称:スチールブリッジプロジェクト
(教職員提案型) - ■ 窓口教員名:鈴木 啓悟 ■
□ 建築建設工学講座 □ 全長約4mの鋼製橋梁を製作し、日本鋼橋コンペティション(日本大会)、アジアブリッジコンペティション(アジア大会)へ出場します。 毎年変わるルールの中で、強く、軽く、美しい橋とは何か?を追求し、優勝を目指します。 自分達で設計し、自分達でAIを構築し、自分達で溶接し、自分達で組み立て、200kgf〜350kgfに耐えられるオリジナル橋梁の性能を競います。 福井大学チームは日本、アジアの両大会で総合優勝を勝ち取っています。
- 活動名称:楽器演奏ロボットプロジェクト
(教職員提案型) - ■ 窓口教員名:庄司 英一 ■
□ 知能システム工学講座 □ このプロジェクトは、打楽器演奏ロボットの開発とその活用性を探究しています。 打楽器演奏ロボットは、「誰でもどこでも」をキーワードに卓上型や移動型など様々なタイプを独自に開発しています。開発した打楽器演奏ロボットは、福井県内の特別支援学校などで 「楽しみながらリズムを学ぶ」出前授業などで活用しています。学生の皆さんの若い感性や柔軟な発想でさらに活用の可能性が広がることを期待しています。 プロジェクトに参加を希望する学生は、お問い合わせください。
- 活動名称:ロボット相撲プロジェクト
(学生提案型) - ■ 窓口教員名:川戸 栄 ■
□ 電気・電子工学講座 □ ロボット相撲とは,鉄板で作られた円形の土俵上に2台のロボットを置き、 相手を土俵外へ押し出すことで勝敗を決める競技です。ラジコン型と自立型があります。 制限重量がある中で勝つためには、強力なモーターを使うだけでなく、高電圧で動かしたり、 土俵に張り付くために強力な磁石を使う必要があります。
https://karakuri-isys.jimdofree.com/project/-
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- 活動名称:ロボトレースプロジェクト
(学生提案型) - ■ 窓口教員名:川戸 栄 ■
□ 電気・電子工学講座 □ ロボトレース(旧ライントレースロボット)とは,手のひらほどのロボットに様々なセンサーを搭載し、 一筆書きで描かれた白線をどれだけ速く一周できるかを競う競技です。 センサーで白線の位置を検知し、その信号をマイコンで処理しモーターの回転数を調整して走ります。 一見単純で簡単な競技だと思われるかもしれませんが、非常に奥が深く、好成績を残すにはソフトウェアだけでなく 機体などハードウェアにも精通している必要があります。
https://karakuri-isys.jimdofree.com/project/-
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