〜買い物する際に生産者のことをちょっと考える〜
森岡渡樹也(材料開発工学科2年)、藤原直生(物理工学科3年)
フェアトレードとは?
フェアトレードという言葉、聞いたことがある人も増えてきたと思いますが、主に発展途上国の支援を意味します。発展途上国ではコーヒーやカカオなどの一次産品を作ることがほとんどです。それらの品物を上手に売る知識がなかったり、差別などで力のある業者から安く買い叩かれてしまいます。生産者は生きていくことさえままなりません。そんな人々を支援します。
フェアトレード(公正取引)は生産者が作った品物をその労働に見合った価格で取引をします。また、仕事の提供や労働者の能力向上、労働での男女差別改善などをしています。
ボランティアとは異なり、生産者と消費者が対等であることがポイントです。 p>
私たちはどんな活動をしているのか
たくさんの人たちにフェアトレードを知ってもらいたい!と立ち上がった私たち。200人の学生にアンケートをとってどれくらいの人がフェアトレードを知っているか調査しました。結果としては、ほとんどの人がフェアトレードを知らない、そして「良いことだと思うが高くて買えない」という意見が多かったです。しかし負けません!確かに値段は若干高めですが、フェアトレードにはたくさんのHAPPYが詰まっています。まずはそれを知ってもらおうと、色々な活動を始めました。
福井大学生協にフェアトレード商品を取り入れてもらったり、田原町商店街にある「たわら屋」で毎週金曜日昼1時半から4時までフェアトレードカフェを開いたり、地域のイベント(お祭りや市)に参加したり、他大学とコラボしたり、HPを作ってみたり(http://happy.ninja-web.net/)、メディアで紹介してもらったりしています。
来て下さったお客さんにフェアトレードの説明をするのですが、ほとんどの方が知らないので、イベントが終わる頃には喉がガラガラ。なかなか伝えるのが難しく四苦八苦しました。始めた頃はどうなるかと心配していましたが、色々なイベントに出るたびにたくさんの人と知り合い、さらに色々なイベントに呼んでもらえました。人との繋がりは大切です! p>
皆さんも!
これを読んだということはフェアトレードについてはバッチリですね?何かを買うとき、これは誰が作ったんだろう?これを買うことによってどうなるのだろう?ということを考えてほしいと思います。まだまだフェアトレード商品を買えるところは少ないですが、是非手にとって見てほしいと思います! p>
Happyな仲間たち(大学祭にて)
芦原のお祭りでのイベント